しあわせメンタリストの
奈良有樹です。
あなたは
誉められた時、
どうしますか?
日本人にとって
謙遜は美徳とされます。
誰かに
「あなたは素晴らしいと」
言われたとき、
「とんでもない。わたしなんて全然・・・」
と返すことが当たり前に
なっている方が多いのではないでしょうか。
もしこの返答が
あなたをしあわせから遠ざけている
かもしれないとしたら
どう思いますか?
ひとつ覚えておいて
欲しいことがあります。
言葉はとても強力です。
言葉はあなたの人生を決めてしまう力を持っています。
何の気なしに
日常に使っている
言葉によって
あなたの人生が決まってしまう。
そんな可能性があるのです。
考えてみてください。
誰かに誉められた時の
「とんでもない。わたしなんて全然・・・」
という回答は
言葉として捉えれば
賞賛に値する人間であることを拒んでいることになります。
それはある種の形式的な回答であり、
あなた自身にそんな自覚が無いとしても、
その言葉は無意識に刻まれます。
私は称賛に値するような人間ではない。
私なんて大したことはない。
この人は私に取り入ろうとして
おだてているに違いない。
あなたの
内面にこのような言葉が
浮かぶかもしれません。
そうだとすれば、
あなたの無意識は
あなたをその言葉通りの
人間にするよう働きかけます。
あなたの潜在的なパフォーマンスは
もっともっと高く、
価値のあるものであるかもしれないのに、
あなたはそれを感じることなく、
現状維持の世界の中で生きていくことを
選択することになります。
それではあまりにもったいないと
思いませんか?
誰かに誉められた時は
それをきちんと受け止めましょう。
「ありがとうございます。」
そう答えてみてください。
そして、
その称賛に値する人間であるように
これからも生きていきましょう。
その言葉を誇りにし、
さらにより良い自分になることを
自らに誓いましょう。
あなたは
生まれてきて、
この世界に生き、多くの人を
しあわせにしています。
あなたは気づいていないかもしれませんが、
あなたの笑顔によって
しあわせになっている人は
あなたの周りに沢山います。
あなたはそもそも
素晴らしいのです。
そのあなたが
誰かほかの人に感謝されるような
ことをしたのですから、
他ならぬあなた自身が、
あなたをしっかり誉めてあげることは
何もおかしなことではなく、
むしろ正しいことです。
もちろん、
日本の慣習がありますから、
言葉として
「とんでもありません。」
などと言ったとしても、
あなたの心の中で、
しっかりと自分自身で
私は素晴らしいと言葉をかけてください。
多くの人が
自分自身を過小評価して生きています。
そして、そのことで、
自分自身を傷つけ、
パフォーマンスを下げてしまっています。
そして、
それがあなたが日常の中でしあわせを
感じられない原因かもしれません。
あなたは
あなたの家族、仲間、ペットにとって
かけがえのない存在です。
決してそのことを
忘れないでください。
「あなたは素晴らしい。」
さあ、あなたはこの言葉に
何と答えますか?