しあわせメンタリストの
奈良有樹です。
今日は
とても大切なことを
お伝えしたいと思います。
まず最初に
結論から申し上げます。
あなたの人生を
しあわせで満たし続けていくために、
今すぐ、
人と比べる人生を辞めましょう。
そして、人に与える人生を生きましょう。
あなたは普段、
このような言葉を頭の中で
思い浮かべていませんか?
「わたしはあの人と比べてダメだ」
「わたしはあの人より劣っている。」
「あの人は私の持っていないものを持っていて、
私にはそれを手にする術がない。」
「あの人はきっと私を馬鹿だと考えている。」
「私は他の人に比べて全然できていない。」
「私は他の人よりうまくできないので必ず馬鹿にされるだろう。」
私自身も
そうでした。
日常的に頭の中で、
このような言葉が思い浮かんでいました。
このような自分の頭の中に
浮かぶ言葉のことを
コーチングの世界では
セルフトークと呼びます。
自分自身への語りかけという意味です。
人はこれを1日に数万回行っていると
言われています。
セルフトークはあなた自身の
自己イメージを作り上げるものです。
セルフトークを積み重ねてできた
人物像があなたが
自分だと考える人物像になるのです。
また、
だからこのような
セルフトークをあなたがすればするほど、
あなた自身はそのような人間であろうと
し続けてしまいます。
「わたしはあの人と比べてダメだ」という
セルフトークをすれば、
あなたはその人より劣っている存在としての
自己イメージを作り上げ、
その通りの人間になってしまうのです。
しかし、
はっきり言って、
このような人と比べるセルフトークには
なんの正当な根拠もありません。
人はそれぞれ、
自分の自己イメージに沿って生きています。
あなたが思っていることは
あなたにとっては正しく思えるかもしれませんが、
相手が本当にそう思っているかどうかはわかりません。
その根拠は
「相手がそう思っているように自分は思っている」
ということにすぎません。
そんな空想のストーリーに
基づいて、現実のあなたの
自己イメージが形成され、
事実その通りの人間に
なってしまうとしたら
これほど恐ろしいことはないと
思いませんか?
「わたしはあの人と比べてダメだ」
というセルフトークをするあなたは、
その人より優れている点が
実際にはあったとしても、それを見ようとしません。
だからそれを知覚することができず、
劣っている証拠ばかりを見つけて
あたかも本当に「あの人よりダメ」な存在で
あるかのように、自分を認識してしまいます。
その時、
あなたは周りから
あなたが優れている点について
言葉を掛けられたとしても、
それを心に受け入れることができません。
脳はあくまで
ダメな自分というセルフイメージを守ろうと
するからです。
例えば、
あなたが新しい恋人に夢中な時に、
まわりの人がその相手の悪い面を
指摘したとしても、
あなたは受け入れないでしょう。
人の脳は
自分が受け取りたい情報だけを
受け取ります。
それが最新の認知科学で明らかになった
脳の仕組みです。
だからあなたが
ネガティブなセルフトークを
すればするほど、
あなたは自分自身のイメージを
その通りに作り上げ、
それを守るために
自分がダメだとという証拠ばかりを
見つけ、
そうではないという情報は
受け入れないようになってしまいます。
言い方を変えれば、
あなたは自分自身で
「誰かに比べてダメ」な自分をを選択し、
そこに向かって突き進んでしまっている
状態であると言えます。
そんなマインドでは
しあわせにつながらないことは
明らかです。
だから、
そんななことは
今すぐ辞めてみてはいかがでしょうか?
代わりにあなたには
「人に与える」人生を選択することを
おすすめします。
人と比べることを辞め、
「人に与える人」になった人はしあわせになります。
ここで言う
「人に与える」とは
物質的なことだけをいっているのでは
ありません。
例えば、
気持ちよく、挨拶をする人は
挨拶をした相手の心に
ポジティブな感情をプレゼントしています。
それも与えることです。
相手が喜ぶことを考え、
それを実行したとき、
相手が喜んでいる顔を
思い描いただけでしあわせな
気持ちになりませんか?
人に何かを与えれば
それだけであなたはしあわせになれるのです。
そこに見返りは必要ありません。
もしあなたが人と比べる自分で
あり続けれていれば、
この考え方は実感できないかもしれません。
あの人よりしあわせになりたい。
あの人より成功したい
そんな考えに支配されていれば
人に与えることはマイナスであると
考えるようにすらなるからです。
しかし、そんな考えを捨ててしまえば、
相手がしあわせそうにしているのを
思い浮かべるだけでも自分がしあわせになれるのです。
そして、結果的に
人に何かを与えられる人は
人からも沢山のものを与えられます。
気持ちよく挨拶をすれば、
多くの場合相手もあなたに気持ちよく挨拶を返してくれるでしょう。
そうすれば、あなたの心にも
うれしい気持ちが生まれます。
返応性の法則というものがあります。
あなたがいつも
だれかをしあわせにしたいと
行動しているのであれば、
必ずどこかで、人があなたにも
しあわせを与えてくれるはずです。
人間とはそういうものです。
だから
あなたが
もし、今よりも
しあわせな人生を
歩んでいきたいと望まれるなら、
「人にしあわせを与える人」
であってください。
そして、
「私はいつも相手をしあわせな気持ちにする人間だ」
「私は相手のしあわせの中に自分のしあわせを見つけられる人間だ」
というようなセルフトークを
意識的に行ってみましょう。
そしてあなたは
自分自身を自分自身による絶対評価として、
認めてください。
「私は人をしあわせにしている素晴らしい人間なんだ」
と。
それはあなたの人生が今よりさらに価値あるものに
変わる分岐点です。
その前後であなたのマインドは大きく変わっているでしょう。
人をしあわせにすることで一番しあわせになるのは
自分自身なのです。
そして、そのしあわせは一瞬ではなく、
長く続いていきます。
利己的で自分の欲望を満たす幸福感は簡単に味わえますがすぐに消えてしまい、
次にはもっと高いものを手に入れなければ満足できなくなります。
しかし、人に与えることで得る幸福感はそれよりも長く持続するだけでなく、
あなたの自尊心を高め、ゴールを達成する能力が自分にはあるという
評価も高めてくれます。
それはあなたの人生があなた自身の望んだ方向に進むことを
さらに推し進める力となるでしょう。
自分自身でしあわせになることを選択するのです。
そのために、
人と比べる人生を辞めて、
人に与える人生を選択してください。
あなたをしあわせにできるのはあなた自身でしか
ありません。
なぜなら、あなたの人生はどんなに親しい人でも
代わりに生きられないからです。
あなたの人生
それはあなただけのものです。
あなただけに選択権があるものです。
あなたにはできます。
応援しています。
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